商品詳細
ボリビア センダ サルバへ ゲイシャを発売いたします。
ボリビアの首都ラパスから、車に揺られること約4時間、5000m級の高山地区を抜け、さらに死の道(デスロード)と呼ばれる、非常に狭く、未舗装の危険な山岳道路を抜けたところにセンダサルバヘがあるカラナビはあります。
このデスロードにはガードレールが設置されておらず、その先は高く切り立った崖になっており、落ちる=死を意味します。路面だけでなく、のり面の整備もされていないので、崖崩れがあちこちで発生していることが茶飯事です。
実際にこれまで、多くの人が命を落としており、危険なカーブにはたくさんの十字架が立っています。
*現在はバイパスが完成し、こちらを通ればある程度安全に通行することができるようになりましたが、なぜかデスロードを通っていくことが多いです。
ボリビアの首都ラパスにあるエルアルト国際空港は標高4000m以上あり、ラパス市内に降りてきても3500m程度はあり、初日はだいたいそこにあるホテルに宿泊することになります。
高地順応できていない日本人は、頭痛などの風邪に似た症状(高山病の初期症状)に見舞われることが多く、人によっては酸素ボンべが必要になります。
ラパスは坂が多く、散歩しているだけで息苦しくなってきます。
カラナビの街は周辺にコーヒー農園が多く点在し、標高1000m弱くらいにあり、気温も高く、湿度もあるところですが、高山病になるよりはいいですし、カッピングの際に必要な100℃に近いお湯を確保することができますので、買い付けの拠点にするには適しているところです。
このように、非常に厳しい自然環境の中で栽培されているボリビアのコーヒーですが、標高に恵まれていますので、クオリティは高く、素晴らしいコーヒーが収穫できるところでもあります。
ボリビアといえば生産処理はウオッシュ、生豆をみればわかるのですが、非常にクリーンなものが多く、その味わいを彷彿させます。
センダ サルバヘ はレネとカルメロの二人で営む小さな農園です。
ていねいに熟度を揃え手摘みされたチェリーは農園内にある小さなウェットミルを用いることで品質劣化を防いでいます。
ホンジュラスなどもこういった方法をとる農園が多く見られますね。
青リンゴ、ハニー、ミルクチョコ、スパークリング、バランス良く、後味にジャスミン、ベルベットのような滑らかな舌触りが特長の素晴らしいコーヒーです。
パナマゲイシャとはまた違った、素晴らしい個性をお楽しみください。