スペシャルティコーヒー素材買付の旅 ブラジル編 ③
さて、これからサルヴァドールまでピアタンから車で8時間の大移動です。
ピアタン周辺はまるでグランドキャニオン(赤くないですが)のような、雄大な景色が続きます。
ここが大陸であることを思い知らされます。
寝たり起きたり繰り返しながら8時間。ドライバーを引き受けてくれた方(ある農園主の方)は一睡もせずに頑張って運転していただきました。
まずは、夕食、ピザ屋さんでいただきました。長い間車で揺られていたせいかビールが格別。ピザとビールは最高に合いますね。
ホテルにチェックインし、明日のカッピングに備えます。
朝起きて、ここは海岸に建つリゾートホテルということに気づきました。
ホテルの庭のすぐ外が砂浜になっていまして、散歩をするにはちょうどいい感じです。散歩がてら、写真を撮ってきました。
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素晴らしい南国の景観です。ハワイ(行ったことないですが)のような感じでしょうか。
海はなかなかお目にかかることがない「大西洋」ですね。
さて、これからシルビオ・レイテさんが代表を勤めるプラウド社へ行き、カッピングです。
こちらで、先日行きましたバーイア ピアタン周辺のスペシャルティコーヒーのカッピングを行います。
まずはシルビオさんから、プラウド社の紹介、プレゼンを受けました。
すぐにカッピング会場へ移動、たくさんのサンプルが用意されていました。
数ラウンドに分け、50サンプルほどやらせていただきました。
ラウンドが終わるごとに、メンバーでセッションを行い、各自の点数とコメントを話し合います。
さすがピアタン エリアを見出したシルビオ・レイテ、プラウド社の選りすぐったロットということもありまして、プレジデンシャルアワードクラス(90点以上のスコア)のコーヒーが複数ありました。
もちろん、これらのコーヒーは買付させていただきました。
50サンプルもカッピングしますと、さすがに疲れます。スペシャルティコーヒーのカッピングを考えますと、一度に行うのはこれくらいが限度かもしれません。
最後に、シルビオさんからいただきましたエプロンにサインをしていただきました。
私たちからは、関根さんが持ってきたSCAJのエプロンに記念のサインを。
ディナーはシルビオさんの自邸にお招きいただきました。
やはり、海岸の岸辺に立っており、波音が聞こえてきます。明るかったら、素晴らしい海の眺めでしょう。
まずはビールで乾杯。ローカルビールをはじめ、クラフトビールなど色々飲ませていただきました。
そして、スパークリングワイン、白ワイン、赤ワインとバンバン飲ませていただき、大満足の買付が出来たこともあり、皆さん絶好調に。
ブラジルの熱い夜は更けて行きました。
翌朝、早朝から飛行機でサンパウロに一旦戻りまして、今回のコーヒー素材買付に行く第二の国、 コロンビアの首都ボゴタに飛びます。
スペシャルティコーヒー素材買付の旅 コロンビア編 ①へ続く