焙煎機のオーバーホール!(プロバット クーリングトレー編)
先日のちょっとした焙煎機のメンテナンスに続き、昨日はプロバットのクーリングトレー(冷却箱)のオーバーホールを行いました。
クーリングトレーはローストした豆を撹拌しながら、吸引しているエアで冷却する重要な場所です。
クーリングトレーが所期の動作をしてくれませんと、煎り止まらず、焙煎が思いのほか進んでしまう可能性があります。
この回転しながら豆を撹拌する羽の動きが悪くなり、ついには手動になってしまいました。
自分の感触ではどこかにあるクラッチが空回りしている感じです。
早速、専属メンテナンスマスターのMさんへ連絡、本業のお仕事が終わりましてからすぐに飛んで来てくれました。
滑っていたクラッチは、トレーのそばではなく、リアのモーター近くのスプロケット(歯車)にありました。ここの締め具合が甘くなっていたようです。
せっかくですで、トレーを外し、シャフト抜いて、完全に分解しましたところ、シャフトのグリスが固まっていました。洗浄してもらい、グリスアップをし、チャフをきれいにして、スッキリしました。
このシャフトが固着しかかっていたのも原因の一つのようです。
おそらくグリスが固まることにより出ていたと思われます微振動(本当に感じられるかどうか、わずかなものですが)も完全に止まり、今は撹拌羽も小指で動かせるほどスムーズに動いています。
やはり、クーリングトレー周辺も定期的なメンテナンスは必須ですね。こんどはもう少し、メンテナンスのサイクルを短くする必要がありそうです。
そして、作業終了後、Mさんと近くのラーメン屋さんへ夕飯を食べに行きました。