テストロースト
本日、早朝よりケニヤのテストローストを行いました。ケニヤの流通量は国内では多くはありませんが、世界で最も輪郭のはっきりした味がでる可能性がある生産国です。スペシャルティーグレードでは、他の生産国と比較して一般的に頭一つ価格が高くなる傾向がありますが、中身も相応なので、納得できることが多いです。
さて、今日のカッピングは今までブログでご紹介したもの(ロースティンポイント同一、生産国違い)とは正反対で、全て同じ豆(ケニヤ)でロースティング違いというカッピングです。どこをロースティングポイントとするか、カッピング能力、ローストの腕にかかっているともいえプレッシャーがかかりますね。
今日の結果で、まずロースティングポイントを奥の方のもの(一般的に言うシティー、フルシティーの中間くらいでしょうか)を先に販売します。(甘さ、マウスフィールの厚み、なめらかさの表現を重視します。)次回からは、酸の表現、フレーバーの表現を重視した少し手前のローストのものもお楽しみいただけたらと思います。以上、2本だてでいこうと思います。
今回のケニヤは熟した果実の感覚というよりは、もう少し繊細な花の香りの感覚があるケニヤです。特にこのフレーバーは手前(浅め)のあるロースティングポイントでより顕著に表現されるということがわかりましたので、この辺も一緒に比較しながらお楽しみいただけたらと思います。
販売価格等は明日ブログにてお知らせいたします。