お店のコンセプト ② (背景)
でもそれだけじゃ面白くないという方のためにもう少し。
スペシャルティコーヒーの詳細につきましてはカテゴリー中の「スペシャルティコーヒーとは」をご覧いただきたいのですが、そもそもスペシャルティコーヒーという概念が日本で広まり、スペシャルティコーヒーの生豆が流通しはじめたのがおおむね2000年以降とされています。(もちろん、それ以前も極々少量は流通していたと思われます)
つまり、まだ最近になってあらわれた「新しい飲み物」ということになります。
スペシャルティコーヒーという言葉は1978年フランスの国際会議でアメリカのエルナ クヌッセン女史が使ったのが最初といわれております。「特別な気象、地理的条件がユニークな風味(フレーバー/Taste + Aroma )を有するコーヒーを生む」と提唱されました。
その後1997年〜2000年にかけてITC国連グルメコーヒープロジェクトを経て、現在でも各生産国で開催されているカップ オブ エクセレンス( C.O.E. )などに代表されるスペシャルティコーヒーの国際品評会、オークションへとつながっています。
今はさらに一歩踏み込んで、生産国の方たちを消費国側がどのようにサポートすれば継続的にスペシャルティコーヒーを作っていただけるかの模索、取組みに入ってきています。(一部、The history of coffee/ Mark Pendergrast著, SCAJ コーヒーマイスターテキストより抜粋)
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