エスプレッソ用の豆って深煎り!? ①
とてもありがたいことに、弊店では都内のイタリア料理店様 、フランス料理店様を中心にエスプレッソの需要もゆっくりとですが、増えてまいりました。
このエスプレッソという飲み物なんですが、想像していたよりずっと繊細で、おいしく、安定して作るのは大変な努力が必要な飲み物だということが分かってきました。
そして、エスプレッソといえばイタリアンローストなどと言われているかなり深いローストが主流だったと思うのですが、これもそういうものだけではなくなってきているように感じます。
「おいしいコーヒー」を使用したエスプレッソ用の豆は、マウスフィール(質感)は勿論、やはり酸をどう表現していくかがポイントになってくると思うのですが、あるイタリア料理店のオーナーシェフから以下のようなご感想をいただきました。
「今使っている豆は、よりイタリアのエスプレッソをイメージする仕上がり、
特にナポリを感じる優れものと思いました。
お客さんからの反響(「美味しい」と)はより強いものでしたよ。
味わいがハッキリしているから、分かりやすかったのかも知れません。
しかしボクには、その前にもらった「澄んだ味わいと繊細な酸味の豆」が忘れられませんねぇ。」
という具合です。(いただいたメールのそのまま抜粋)
料理店のシェフからこのような、コーヒーの酸に対するお話、要求?が出てくることは本当に嬉しい限りなんです。で、同じようなお話をいただいたのは今回で、実は4回目(4軒目)なんですね。
こちらのシェフは最初からエスプレッソに対する酸の重要性について訴求されておられました。
4軒とも、シェフがワインについても造詣が深いことと無関係ではないようです。
基本的にはお客様にとって分かりやすいものを意識しつつも、先のものもご紹介していきたいと思います。
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