カッピング?
先週土曜のことになりますが、今年最初のカッピングをしました。
ロースト後にかならずカッピングをしますが、いつも色々なことに気づかされます。
最近、個人的に違和感を感じているコーヒーの格付けピラミッド。(導入編セミナーでも資料として使わせていただいています)昨年11月にSCAA(アメリカスペシャルティコーヒー協会)の方でも変更がありましたようで、スペシャルティグレードをさらに細分化し、GRADE 1, GRADE 2に分けるとのことです。
しかし、細分化し、複雑にすることは、お客様にとっては良いことばかりではないかもしれません。
さて、違和感の原因なのですが、冷静に考えますと、階層上コマーシャルコーヒーの上にプレミアムがあり、その上にスペシャルティがあるということ。(簡略化してます)
とっても違和感があったのですが、私が感じているのはスペシャルティコーヒーは従前のものとは全く別の飲み物ではないかということです。コマーシャルコーヒー、プレミアムコーヒーの延長線上(階層上)にスペシャルティコーヒーがあるのは少し違うのではないかと強く感じております。
逆に別のものと捉えると大変すっきりいたします。
見た目は同じコーヒーであることに違いはないのですが、出来上がってくるものの味わいは全く異なる液体です。
そして、そういう認識を持つことによって、互いに、それぞれのコーヒーの役割といいましょうか、生きる道がはっきり見えてくる気がするのです。
皆さんはどのようにお考えになりますでしょうか?