やっぱりカッピング!なんですが。。
関西で刺激を受けて帰ってきまして、もう一度一からカッピングを学ばせていただかねばならないと思いました。
スペシャルティコーヒーと言葉や文字にすることは簡単なのですが、実際に扱いきるにはなかなか手強い相手なんです。(手強いからこそ面白いのですね)
「これこれこういうものがスペシャルティコーヒーです」というお墨付きを国が与えたり、法律で決まっている訳ではありません。しかし、そこがかえってお客様にわかりにくくさせている可能性があります。(お墨付きがあった方が良いということではありません。)
「どういうものがスペシャルティコーヒーなんですか?」
というシンプルかつ一番素朴と思われるお客様からのご質問に対し、ご納得いただけるよう的確にお答えすることは案外難しいことに気づかされます。
一言であえて申しあげるならば、要するに「おいしいコーヒー」がスペシャルティコーヒーなんですね。
なんだそれは!?とお叱りを受けそうですね!
少しだけ補足しますとそのおいしさが「すごくおいしい」「とても印象的!」「なんだかコーヒーじゃないみたい!」「これなら飲める!(コーヒー嫌いの方などが)」と感じていただけることが必要だと思います。これらを見つけ、お伝えするために必要なのがカッピングだと思います。
そして大切なことは、最終的にそのおいしさはお客様にご判断いただくということです。
実はそういうものをきちんとお客様へ伝え、お届けするためにはただ単純に「素材ありき」あるいは「ブランド」だけでは何かが足りないのではないかと開業以来、ここ数ヶ月の間ずっと感じていたところです。
その「何か」を探しに行かなければなりません。
そういう意味では、この場所に立ち止まっている時間はないのではないか!とここ最近強く思っています。