ロースト品質 ワークショップ
先日9月26日(金)にSCAJ(日本スペシャルティーコーヒー協会)ローストマスターズ委員会主催の「ロースト品質に関する参加型ワークショップ」へ行ってきました。
ロースト品質に関するワークショップといいますと、焙煎のてほどきを受けるように聞こえるかもしれませんが、そのようなことはありません。やはりここでも、終始カッピングでした。
受講者は課題の生豆(全員同一)を受け取り、思い思いに焙煎をし、それを当日全員でカッピングし、評価、話し合うという段取りでした。焙煎機も人も、ローストプロファイルも皆違います。同じなのは生豆だけです。
自分が「これいいなあー」というサンプルにあたりますと、素直にこういう風にローストしてみたいと思いました。
今回はSCAJとしても初めての試みで、委員会のメンバーの皆さん、サポートメンバーの方たちが試行錯誤で開催していただいたものです。(SCAAでは傘下に「ロースターズ ギルド」という組織がありまして、全米からロースターが集まり、毎年避暑地などでリトリートが行われています。*SCAA アメリカスペシャルティーコーヒー協会)
トップロースターの方たち約50名が一同に会し、言葉をかわすこと自体がとても新しいことだと思いました。
そして、参加して初めて知ったのですが、今回のワークショップは11月の初旬に開催される「リトリート(合宿研修)」へとつながっています。
まだ開店して5ヶ月足らず、数日間お店を閉めての合宿研修に参加させていただく立場ではないかもしれません。しかし、さらに優れた品質のローストを実現させるために、是非参加させていただきたいと考えております。皆様、お許しいただけますでしょうか。