ミシュラン東京
昨年、東京版が初めて発刊になりましたミシュラン東京ですが、ご購入あるいは掲載店のラインアップをご覧になってどのように感じられましたでしょうか。納得のお店もあり?のお店もありといったところでしょうか。
巷では11月に発刊予定の09年版の掲載、星取りの下馬評が出回るようになっています。
はっきり言えることは東京版も含め、ニューヨーク版などフランス版ミシュランとは結果的に大分違ったコンセプトになっているということです。星の基準などは同一とされていますが、生活文化そのものがフランスとは違うわけですから、そのままあてはめることは大変難しいことです。
私見ですが権威のある格付け本としてではなく、グルメガイドブックの一つとして(特に外国人のお客様接待用)としてみることが賢明のように思います。星の数などは、参考程度にすることが肝要だと思いました。
勿論、あれだけ多種多様の食文化が混合する場所は世界でも東京以外にはないでしょうから、掲載されていなくても(あるいは拒否した)素晴らしいお店はたくさんあるというのが、正直な感想です。本来はフランス版にはある無星店舗を掲載すると、よりフェアになると思います。この無星から自分の星付きを開拓するというのもいいですし、実際無星の中にも星付きレストランに勝るとも劣らないお店がありますね。
星の数や掲載の有無によらず、自分の「これ!」といったお店を、自分のペースで利用し続けようと思いました。