業務用コーヒー ①
17日(月)、18日(火)と都内某レストラン様で営業活動をしてまいりました。お客様にはご迷惑をおかけいたしまして申し訳ありませんでした。
当店は一般のお客様がご家庭で楽しむスペシャルティコーヒーを販売させていただくことですが、その部分はゆっくり伸びていき、急には上昇しません。
やはり、業務用も着実にやらせていただく必要があると思っております。私の業務用に関します営業の方法は、自分が「おいしい!」とほれたお店にアプローチすることです。「こんなに素晴らしい料理を作るお店と仕事がしてみたい」ということが出発点です。
このブログでときたまレストラン様をご紹介することがあるかと存じますが、自分のコーヒーを使っていただいているからというよりも本当においしい!と思っているから、というのが基本です。営業用のブログではありますが、そこのところは死守していきたいと考えております。
さて、レストラン様における業務用コーヒーは「味」に関して申し上げれば、非常に厳しい(良いものが使われていることは非常に少ない)のが現状です。それは地方、東京に限りません。
料理そのものには傾注されても、最後を締めくくるコーヒーにはなかなか目が届かない、プライオリティーもどうしても低くなりがちです。というよりコーヒーの場合、どうすれば良いのかがレストラン様から分かりにくいのですね。
お客様もあくまでお食事が目的でコーヒーが目的でないので、印象が悪かったとしても、あえてコーヒーにクレームを言われる方はほとんどいらっしゃらないと思います。だから、お店も気づきにくい。
クレームが出ていない=満足されている とは限らないことを再度認識する必要があります。
しかし、ほんの少し発想を変えていただくだけで、大きな投資を必要とせず劇的に改善できる可能性もあるのです。
レストラン様にとって、勿論コーヒーが主役になることはあり得ません。しかし、お客様からみれば最後を締めくくる大切な脇役であることも事実なのです。
一般のお客様は専門家のように分析的にコーヒーの味を見てはいませんが、全体的な印象として正確に味の善し悪しを捉えています。弊店で行っている「導入編」セミナーでも確認済みです。ですから怖いんです。
この最後の飲み物の印象が悪いと、それまでの料理の努力が水泡に帰すこともあるかもしれない。
もったいない、もったいない。
だから私は素晴らしい料理を出すお店に出会うとどうしても、ほっておけないのです。一人の食べ手として、「最後のコーヒーがおいしかったら、どんなに素晴らしいだろう!」
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