シルビオ レイテ氏 カッピングセミナー
15日(月)は5時起きで東京へ出張で中目黒のイタリアレストランへ。
そのまま知人宅へ泊めていただき、昨日は日本スペシャルティコーヒー協会 テクニカルスタンダード委員会主催の「シルビオレイテ氏 スペシャルティコーヒー カッピングセミナー」へ参加させていただきました。
シルビオ レイテ氏はブラジルのカッパーでありまして、世界でも何本かの指に入ると言われている優秀な方です。数々のスペシャルティコーヒーの国際審査会のヘッドジャッジもつとめておられます。
今回は合計3セッション カッピングが行われました。
いつものブラインド カッピングではなく、カリブレーション方式で行いました。1回目のセッションでは生産方式などヒントを与えられ、カッピング、スコアをつけた後ディスカッションし、サンプル情報を開示、さらに同じサンプルを使い2セッションを実施、1セッションと2セッションの整合性、修正度合いなどを確認し合いました。
リトリート(ローストマスター合宿研修)のときと同じく、国際審査方式でカッピング スコアの評価をしていったのですが、2回目では多くの方が1回目の修正をされ、正しいスコアリングになっていました。
3セッションは、過日開催されたばかりのブラジルC.O.E.(カップ オブ エクセレンス)の全サンプルをカッピングいたしました。
上位の豆ほど、酸が乗って、複雑さと、ジューシーで明るく質の高い酸を伴った強い甘みを感じる傾向にあります。質の高い酸と甘さは表裏一体であることを再確認いたしました。これらのコーヒーはブラジルであっても、様々なフルーツや花の感覚があります。特にカルモ デ ミナス という地域が最近脚光を浴びておりますね。
素晴らしいスペシャルティコーヒーを扱わせていただくための大きなヒントを得た感じです。