ビールだってテロワール!? ①
カッピングプレゼンテーションの後、墨田区にありますビアパブへ行きました。
こちらは大変気合いの入りましたお店で、国内外のマイクロブルワリー(地ビール醸造所)の地ビール(リアルエール/クラフトビール)を専門に扱っておられますお店です。気合いが入っているとは申しましても、それはあくまで商品構成の話でありまして、オーナーを含め皆さんとても親しみやすく、大変カジュアルな雰囲気の中で地ビールを楽しむことができます。
10年以上ほど前にたまに行かせていただいた頃は確か30種類くらいの地ビールが飲めたと思うのですが、今は70種類!だそうです。
しかも、それらは樽生での話。(瓶ビールではありません)生ですからコンディショニングをしなければなりませんので、定温管理されたのセラーから直接注がれなければなりません。
ビールを注ぐタップがカウンター内のタップから70本生えている様は圧巻です。このタップの裏側(壁を隔てて)が定温管理されているセラーになっています。
日本の99%のビールは基本的に喉越し、切れ感重視のライトなビールばかりですが、地ビールの世界はそれとは全く異なるものもあるんですね。
様々なフレーバー(アプリコット、オレンジ、マンゴ、メロンなど様々なフルーツ、あるいはチョコレート系など)をダイレクトに感じます。天然のフルーツなどを使いましたフレーバービールも一部ありますが、そういうものでなくても様々な魅力的なフレーバーを持っています。非常に分かり易いですね。
あるいはホップアップビールといって、その場でホップの入っているフィルターを通し、フレッシュなホップの香りを楽しむというビールもあります。
ハンドポンプだけで10種類以上ありますね。