「スペシャルティコーヒーとは」を加筆、修正いたしました!
スペシャルティコーヒーとは「どんなものですか?」と、お客様に質問を受けたり、セミナーなどで講義などさせていただくことがあるのですが、一言でご納得のいくようにお答えすることがなかなか難しいのです。
「おいしいコーヒー」、「素晴らしい、感動的な味わいを持ったコーヒー」のことをいう訳なんですが、フランスのワインなどのように法的な規定で格付けされている訳ではありません。
ホームページの左カラムのカテゴリー欄には、色々とスペシャルティコーヒーのことなど、できる限り分かり易く?まとめているつもりなのですが、1回書いてしまえばそれで終わりということではなく、少しづつ加筆、修正が必要になります。
あえて今スペシャルティコーヒーにつきまして申しあげるなら、
①消費者(ユーザー)の口の中(味覚品質)でのみ判断されるコーヒー
②コストを追求するのではなく、品質を追求するコーヒー
とは言えると思います。
いくら素晴らしい「仕様」が書き連ねてあったとしても、カップクオリティ(味)が悪ければ、それはスペシャルティコーヒーとは呼べないのです。
詳細につきましては、こちらをご一読いただきたいと思います。
それらを実現するために各生産工程など、種子〜カップ(From seed to Cup)に至るまで吟味されたものが必然になります。
ですから考え方としてですが、例えば○○農園のコーヒー、××という品種だから、必ずしもスペシャルティコーヒーになるとは限りません。あくまでもカップクオリティが素晴らしくて(先にあって)、振り返ってみたときに○○農園、○○種だったという考え方をしなければならないと思います。(ブラインド カッピングの重要性)
順番を間違えますと、中身(品質)の間違ったブランドだけのものになってしまう可能性があります。
スペシャルティコーヒーを評価するとき、先入観を持つことはとても危険なことなのです。
勿論、実績のある農園、品種などは十分参考にはなるのですが。。
例えば在来種は一般的に良いものとされることが多いのですが、コストと中身を考えた時にバランスの悪いものがある場合があり。。などなど、議論はつきません。
いくら勉強してもし足りません。やっぱり産地を直に見ることは必要なことだと思っています。本質がそこに存在する訳ですから。