ロースティング・ショップ
開業前にはやらなければいけないことが山ほどあります。
弊店はロースターですので、焙煎機がなければ仕事が始まりません。
この選定から、注文先、輸送、設置、煙突などの調査、手配などかなり手間がかかりました。
焙煎ルームに無事設置されたプロバットL-12。
味わいや予算面など色々考えて選択したのですが、良かったと思っています。
実はこれ1970年代のヨーロッパで使われていた中古機です。
中古機なのですが、新品に近い状態にするために、リコンディション(レストア)をお願いしました。
ベルギーにあるプロバット社公認のリコンディション会社で、一旦バラバラに分解し、サンディングしてきれいにしたあと、下地処理、再メッキ、再塗装の後組み付け直し、調整します。
ベアリング、モーター、チェーン、ギアなどの可動部品はすべて新品に交換されました。
リコンディションがほぼ終わり、電気系、制御系の部品の取り付けを待っている状態です。
制御系といいましても、主に安全装置のオンオフでありまして、いわゆるオートの部分はない、フルマニュアルの機械です。
バーナーに火が入り完成しました。
プロバットの公認リコンディションニング会社なので、純正パーツでレストアされます。プロバットのシリアル銘板も新しいものに、オリジナルのNo.が打ち込まれてきました。
内装工事が終わったばかりの店内です。