商品詳細
エチオピア カヨカミーノ G-1を発売いたします。
G-1というのはエチオピア国内の規格になりますが、G-1が最高等級です。しかし、規格の常でありますが、G-1すべてが美味しいコーヒーになるわけではありません。
逆に言えば、もしも生産国の格付けのみで、味わいの品質を判断できるなら、格付けだけを指標に買い付けを行えばいいのですが、実際にはそういったことはできません。
最終的には毎度スペシャルティコーヒーの定義に立ち返る必要があります。
話がそれました。生産処理はハニー。ハニーとはコーヒーフルーツ(チェリー)の果皮を除去し、果肉を残した状態で天日乾燥させる方法です。コーヒー豆の種子が果肉に接触している時間が長くとれることから、果肉由来の豊かなフレーバーが形成されると言われています。
生産国によって、果肉の残し加減で、いくつかの種類(呼称)に分けられることもあります。
カヨカミーノはシェカというエリアにあり、エチオピアではメジャーなイルガチェフェ、シダモとは異なる場所にあります。
農園主のエリアナさんは、シェカのコーヒーを愛し、目視により一粒一粒手摘みによりコーヒーフルーツの熟度を揃え、これまでの経験による最適な果肉の残し具合を施した入念なハニープロセス、乾燥工程、脱穀、複数の機器を通した最終選別を経たものになります。
輸出業者はモプラコ社であり、エチオピアでは優秀な農園のコーヒーを扱うことで実績のある会社です。
いわゆるエチオピアンフレーバーは控えめですが、クオリティが大変高いコーヒーです。2000mを超える標高の生産地はそれほど多くはありません。
マンダリンオレンジ、スウィートレモン、シュガーケーン、とても滑らかな舌触りをお楽しみください。