BRUTUS おいしいコーヒーの進化論。
前回のあのBRUTUS コーヒー特集から5年も!たったのですね。
5年前と言えば、開業を目前にし、準備や勉強で忙殺されていた日々を送っていたのを思い出します。
スペシャルティコーヒーに関し、この5年の間に変わったこと、変わらないこと様々あると思います。
副題にある「進化論」という視点でいえば、環境変化に伴い、変態を繰り返すものが種として生き残るということでしょうか。
これは、土台、幹となるコンセプトは不変のうえで、細かい状況変化に対応するということですね。
土台がブレてしまっては何にもなりません。
仮に生き残れたとしても、肝心なオリジンを失うことになるからです。
これからも、ブレずに、そして学び続けます。
ここ日本でのスペシャルティコーヒーはブランドや流行としてのものなのか、それとも人々の生活の奥深く潜行し、欠かせぬ、揺るがない価値として根付いていくのか。
私自身、どういう風に関わっていくのか。色々と考えます。
いづれにしろ間違いのないことは、これからの私たち一人一人の思いと継続した行動にかかっているということです。
今回のBRUTUS ですが、私がスペシャルティコーヒーを学び始めた頃からの恩師とも言えるような方々、普段からお世話になっている方々、先輩諸氏、仲間のお店などが多数掲載されています。
その時代時代で、流行るお店の傾向、価値感など移ろいがありますがトレンドの「今」(一部)を知るには良い特集だと思いました。
5年、10年後、あるいはもっとその先、コーヒーを取り巻く人、業界がどう変化していくのか。
本当に楽しみでですし、盛り上げて行かねばなりません。
どうぞお近くの書店でお買い上げのうえ、お読みいただけますとうれしいです。