コーヒー豆 素材調達の旅 グアテマラ編 ⑨
さて、今回でグアテマラ編も最後になります。
アンティグアで2泊したホテルは、ホテル自体が世界文化遺産になっていて、とても素晴らしかったです。(Photo Albumの方へはたくさん画像をあげておきます。)
コーヒー買い付けやコーヒー農園巡りは前日で終了し、今日はグアテマラ シティへ移動、飛行機でヒューストンへ戻ります。
アンティグアからグアテマラシティまでは1時間くらいでしたでしょうか、飛行機の時間までは少しありますので、エル インヘルトカフェに立ち寄りました。
エルインヘルト農園のアギーレさんが見送りにわざわざウエウエテナンゴから来てくれていました。
なぜかカップ・オブ・エクセレンス ヘッドジャッジのアンブロシオさんも。
エル インヘルトのプライベート オークションで出品されていたMOCCAの木がありました。
オークションでは1ロット たった15kgの出品です。
ちょうど開花してましたが、通常のコーヒーノキの花の大きさと比較しますとかなり小さいですね。(葉も木も全体的に小さかったです。)
昼食はエルインヘルトカフェの道路をはさんで向かいにありました屋台のホットドッグです。
みてください、屋台ですが炭焼きですよ。
カフェのバリスタは、今年のバリスタチャンピオンシップのグアテマラチャンピオンのテコさんです。グアテマラはかつて生産国として初の世界チャンピオンを輩出したこともありますので、楽しみですね。
ワールドバリスタチャンピオンシップもそろそろ始まりますが、もちろん日本チャンピオンには是非ワールドチャンピオンを獲得していただきたいと思います。
素晴らしいエスプレッソをいれていただきました。
今回の旅を終えて思うことは、やはり来てよかったということです。
農園の方の生活やスペシャルティコーヒーの生産工程を見るにつけ、偶然でおいしいコーヒーは生まれないということを改めて強く感じました。
遠いコーヒー生産国で何が行われているのか、これからもさらに努力を続け、もっと多くをお伝えしていければと思います。
具体的に申せば、社会福祉の整っていない多くのコーヒー生産国では、大げさに聞こえるかもしれませんがコーヒー一粒一粒が命そのものであり、皆さんが飲んでいただくコーヒーは彼らの生活そのものだということです。
日本なら、少々なまけても死ぬことはありませんが、多くの途上国ではそうはいきません。
今回買い付けましたグアテマラ、ホンジュラスのコーヒーは9月くらいから販売させていただく予定です。ご期待ください。
決して治安の良いとはいえないホンジュラス、グアテマラで無事に楽しく旅をすることができましたのも、多くの方々のご支援があってのことです。また、旅をともにしていただきましたインポーター、ロースターの方たちにも大変お世話になりました。
改めまして、この場をお借りしてお礼申しあげます。
コーヒー豆 素材調達の旅 グアテマラ編 ① へ
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おまけ:ヒューストンの空港で朝からオープンのワインパブにて。カリフォルニアのピノノワールでしたがなかなか美味しかったです。