コーヒー豆 素材調達の旅 グアテマラ編 ③
さて、ドライミルを後にし、ウエウエテナンゴまで車で移動します。
6時間くらいかかりましたでしょうか、メキシコ国境近くまで行きますのでグアテマラでもかなり奥地といった印象です。
ここまできますと、都会的な建物などほとんどありません。
泊まったホテルですが、改めて写真をみますとジャングルが背後に迫っていますね。
到着しましたのは夜かなり遅くでしたので、翌朝よりピックアップトラックに分乗し、エル インヘルト農園へ向かいました。
ホンジュラスほどではないものの、舗装などされていない、急峻な山道を上っていきます。
2時間くらい走りましたでしょうか、エル インヘルト農園へ到着です。
番犬?たちがお出迎えです。
大型犬ばかり、ラブラドール レトリーバー、ジャーマン シェパード、ボクサーなどがいました。
しかし、この状態で果たして番犬になるのかどうか。。
まずは、エル インヘルト農園の跡取り(実質的な農園主)、アギーレさんよりご挨拶をいただき、コーヒーでおもてなしを受けました。
何気なく、出てきたコーヒーのクリーンカップに感嘆。
エル インヘルト農園はカップ・オブ・エクセレンスの実績などをみても、そのクオリティに関して世界的にもトップクラスのコーヒー農園です。
それは、ウエウエテナンゴのコーヒー栽培に関して恵まれたテロワール、マイクロクライメイトをベースに、農業事業者としての細かい努力、そして設備投資などが相乗し初めて成果が得られていると感じました。
農園を見学させていただいてまず感じたのが、コーヒーフルーツの熟度の均一性とピッカー(コーヒーの果実を摘む人)のレベルの高さです。
一つの枝に実っているコーヒーフルーツの熟度が見事にそろっているのが分かります。
開花が揃いませんと、こうはなりません。
イエローカトウアイでしょうか、黄色く熟する品種も少しありました。
農園からおりてきて、インヘルトのカッピングルームでカッピング。
もちろんエル インヘルト農園のロット違い、品種違いを10ロットほどカッピングさせていただきました。
キンモクセイのフレーバーのコーヒーも。
エル インヘルト農園を訪問し、なぜインヘルトのコーヒーの品質が優秀で、ユニークなのかが理解できたような気がします。
結局のところ、コーヒーの品質を向上させ、安定させるかは積み重ねでしかないとも言えますが、テロワールに関しては努力だけではどうにもなりません。
気候変動もあり、心配な面もありますが素晴らしい農園は、努力を継続し、素晴らしいままであり続けていただきたいと願います。
次回は、同じウエウエテナンゴのエスペランサ農園へ行きます。(メキシコ国境の話を先に書かせていただきました。)
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