ロースト マスターズチャンピオンシップ2010!
24日(金)のカップテイスターズチャンピオンシップに続いて、参加させていただきましたローストマスターズチャンピオンシップ2010。
全国のロースターがいくつかのチームに分かれて、同じ課題生豆(今回はルワンダ)をいかにうまくローストできるかを競う競技です。
コーヒーの品質に大きく関わる焙煎ということと、完成品(商品)としての評価、カッピングは相関関係にありまして、この二つを切り離すことはできません。
もちろんこの二つだけで商品としての魅力を十分にお伝えすることは、難しいかもしれませんが、これらが土台にしっかりとありませんと、その先が見えてこない感じです。
今回のローストマスターズチャンピオンシップで審査するのは海外からの招待審査員と会場においでの一般審査員の方です。
焙煎は弊店のプロバットL-12という焙煎機を使用しました。
結果的には招待審査員の方々の我々「Cチーム 焙煎山脈」に対するコメントは
「とにかく甘さが素晴らしい!」「私は一番すきなコーヒーだった」
などと、かなり高評価でありましたが、惜しくも1位はとれませんでした。
そうそう、途中で今回の課題生豆のルワンダの駐日大使の飛び入りスピーチのございました。
しかし、この競技のようにチームでロースター同志が集まって、知恵を出し合い、すばらしい評価を目指して焙煎する機会というのは、そう多くあることではありません。
今までは機密事項とされてきた焙煎プロファイルの具体的データの開示も厭わず行いますし、コーヒーに関する見方、価値観など色々なものが刻々と変化してきていると感じております(昔をあまり知らないのに恐縮です)。
勿論それは我々だけではなく、カスタマーでありますお客様もであります。
カスタマーのコーヒーに対する価値観の変化はここほんの半年くらいで大きく動いてきていると感じています。
これからが益々楽しみですね。そして、我々は今後さらに今以上の努力が必要になってくると思います。
写真は招待審査員による審査風景です。
そして、Cチーム(焙煎山脈)のチームメイトの皆さん。大変ご苦労様でした。お忙しい中、遠い道のりをよくお越しいただきました。また、来年お会いしましょう。
伊東屋珈琲 伊東さん、珈琲哲学 芹沢さん、セントベリーコーヒー 富川兄弟、丸山珈琲 丸山さん、宮川さん、Unite 松浦さん、大変お世話になりありがとうございました。