プロバット焙煎機のメンテナンス!
先日、弊店のプロバットの専属メンテナンス職人のMさんにお越しいただきました。
ローストマスターズチャンピオンシップ2010のチーム焙煎のときくらいから、ほんのちょっとしたノイズが出ていたのですが、少々気になりましたのでお願いいたしました。
本業がお忙しい中、すぐに飛んで来ていただきました。
フロントのドラムのベアリングは簡単に、かつ頻繁にグリスアップするのですが、後ろ側は結構難儀です。グリスガンで圧入するタイプのベアリングではないので、基本的にはバラさなくてはなりません。
古い機械がベースになっておりますので、些細なことなんですが職人的な調整を要することもあったりします。
デキル職人さんは、機械の動きや目的を想像しながら素人には見ただけでは分からない微妙な調整を加えながら、組み上げていきます。
結果的にはベアリングがダメージを受けている様子はなく、グリスアップと組み付けのチューニングでノイズはなくなりました。
これらのベアリングもサイズ、品番をチェックしていただきましたので、交換の際には用途、目的に合ったものにスペックアップし、多少でもローメンテナンス化、信頼性向上を図っていきたいと思っております。
焙煎機は機械である以上、必ずメンテナンスの必要性がありますね。
機械としては、非常にシンプルな構造だと思いますが、その分ほんのちょっとした調整が性能にかかわる感じがしております。初期の性能を維持していくのは、多少の手間がかかるかもしれません。
安定したロースティングのためにも、普段自分だけではできない箇所を調整していただけるクラフトマンとのおつきあいは重要だと思いました。
作業終了後、ローストマスターズチャンピオンシップのチームの皆さんとも行きました近くのラーメン屋さんへMさんと行きました。