プロバットの掃除!
焙煎機には、場所によって頻度を高くメンテナンスをしなければいけない箇所と、数ヶ月に1回程度の箇所とあります。
今回は冷却機(豆が落ちて冷やすところ)をすべて分解し、パンチングメタルを外したり、撹拌するアームのグリスアップ、チャフコレクターの中にある煙突を外して中のチャフを取り除いたりしました。
すっきりしたおかげで、エアフローが増えた感じです。
メカニックは専属のMさんです。
残業後に駆けつけてくれました。いつもありがとうございます。
焙煎機のメンテナンスを普段されている方ではありません。
焙煎機そのものは、とてもシンプルな構造、しくみですので、生産設備のメンテナンスや例えば高度な自動車部品の製作などのお仕事をされている方でしたら、応用しすぐにしていただけます。
職人としての勘所(上手く表現できませんが、金属素材に対する知識や加工技術)が優秀で技術的なセンスもある方ですので、とても信頼してます。
簡単な改良はその場で対応。ほんのちょっとしたことなんですが、こちらとしてはそれが結果として、大きく作業性に関わってくることがあります。
摩耗し、痛んでいた部品はとりあえずひっくり返し、ネジ切り加工をしていただいて問題なし。
この痛んだ部品はすぐにスケッチしていただき、次回オーバーホール時までにもう少し適した材質に変更し、交換していただく予定です。
すぐには難しいですが、電気技術者の方もこちらの会社にいらしゃいますので、ローコストでデータログをして、焙煎の安定化につながるようなアイディアも見積もっていただこうと思っております。(制御は入れません)
ベースの機械がしっかりしていますと、応用をかけたときにもしっかりと追随してくれるような感じです。