コーヒー豆の国際品評会、ボリビア大統領杯に参加しました ③
さて、カリブレーションが終わり、翌日から審査会が始まりました。
すでにボリビア国内の審査員の方たちが、1ヶ月ほどかけてふるいにかけたコーヒーが国際審査にかけられます。
審査方法そのものは、カップ・オブ・エクセレンスと同様の形をとりました。
カッピングフォームもCOE方式を使います。
セッションごとに、審査員全員でディスカッションを行います。
こういったカッピングセッションが繰り返され、最終的に絞られたTOP10まで、3日間かけた審査がようやく終わり、表彰式になります。
審査会場で一旦夜に終了式の開催です。
審査員一人一人呼ばれます。
そしてさらに翌日、今度は生産者の方を含めての結果発表と表彰式。
会場は、カラナビの中心部にあるカンファレンスセンターで行いました。
カメラがたくさんきていまして、もみくちゃにされました。
なんだかよくわからないのですが、私も名前を呼ばれ、記念品?をいただきました。
国際審査員は、世界中遠くから来ておりますので、感謝状のようなもののようです。
こちらこそご招待いただきまして、ありがとうございます!
ボリビアコーヒー協会が作ったの審査会の動画です。
ビデオの最初に出てくる詰襟の民族ジャケットを着ている方がボリビア大統領のEvo Morales氏です。
ところどころに少し写ってます。(注意!音声がでます)
まだまだアクティビティがありました。
巨大な滝を見に行ったり、
ちょうど品評会中に誕生日だったので、スタッフの皆さんでお祝いをしていただいたりしました。
バースディケーキなど何年ぶりでしょうか、しかもネーム入り。
ありがとうございます!
さて、審査会日程はすべて終わったのですが、またラパスまで戻らなければなりません。
デスロードと標高5,000mが待っています。
品評会お付きのドクターから、酸素ボンベを借りて行くことになりました。
高度順化ができていない日本人はみなさん具合悪くなり、結局酸素のお世話に。
カラナビからラパスまで、車で険しい山道を車で約5時間、やっとラパスまで戻ってきました。
せっかくなので、ボリビア人審査員のノルマちゃんのお店でみんなで行こうとなり、ボリビアのカフェってどんな感じなんだろうとみんな興味津々。
しかし、とってもおしゃれな素晴らしいカフェでした。
スペインのカフェで働いた経験もあるというノルマのお店だからか、少しヨーロッパの香りもあります。
ボリビアで手当てするのは、なかなか苦労があったと思われる西洋アンティークでお店が飾られていました
ボリビアの地ビールとフードをいただき(とても美味しかった!)、お店を一通り見学させていただきました。
とても素敵な、素晴らしいお店でした。
ボリビア ラパスの夜も暮れていき、ホテルへ帰りました。
明日は早朝3時起きで、出発しなければなりません。
ラパスからボリビア サンタクルスへ飛び、そこから今度はまずブラジル サンパウロまで飛びます。そこからさらに飛行機を乗り継ぎ、今回のCOEの会場ジャカレジーニョの最寄りの空港ロンドリーナまで行きます。
次は、このままブラジル カップ・オブ・エクセレンス 国際品評会に参加します。
とりあえずお疲れさまでした。
*今回審査員として参加したボリビア大統領カップ国際品評会のオークションは先日無事終了いたしました。今回のコーヒーはおおよそ来夏以降にご紹介させていただける見込みです。